腎臓内科

腎臓内科

腎臓内科について

腎臓内科について

腎臓内科は、腎臓の「働き」に着目した診療科です。血液をろ過して老廃物を尿として排出する・血圧を調整する・赤血球の産生を助けるホルモンを分泌するなど、腎臓は体の中で多くの重要な役割を担っています。腎臓内科では、こうした腎臓の機能が正常に保たれているかを評価し、異常があれば早期に対応していきます。当院では、腎臓専門医・指導医の資格を持つ院長が診察を担当します。腎臓は一度機能が低下すると元に戻りにくい臓器です。だからこそ、「症状が出てから来院する」のではなく、「健診の異常を見逃さず、早い段階から介入する」ことを大切にしています。2023年4月より慢性腎臓病(CKD)外来を開始し、腎臓疾患に特化した専門的な診療体制を整えています。当院での対応が難しいケースでは、高次医療機関と連携しながら、患者様に最適な医療をご提供します。

対応する主な疾患

当院の腎臓内科では、
以下の疾患を中心に診療を行っています。

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病は、3か月以上にわたって腎機能の低下や尿の異常が続く状態の総称です。現在、日本では成人の5人に1人が該当するとも言われており、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病が主な原因となっています。初期には自覚症状がほとんどなく、健診の検査結果で初めて気づくケースが多い病気です。進行を防ぐためには早期発見と継続的な管理が重要であり、当院では定期的なフォローアップ体制を整えています。

検尿異常(尿タンパク・尿潜血)

健診で「尿タンパクが出ている」「血尿を指摘された」という方も、当院へお越しください。尿タンパクは腎臓のフィルターが傷んでいるサイン、尿潜血は腎臓や尿路のどこかに異常がある可能性を示しています。一時的なものもありますが、繰り返し陽性が続く場合は精密な検査が必要です。

糖尿病性腎症

糖尿病が長く続くと、腎臓の糸球体が少しずつ傷つき、腎機能が低下していきます。糖尿病性腎症は、現在、日本で透析導入に至る最も多い原因です。糖尿病をお持ちの方は、定期的な腎機能チェックを欠かさないことが大切です。

腎臓病は自覚症状が少ない病気

腎臓病は自覚症状が少ない病気

腎臓病の大きな特徴のひとつが、自覚症状が出にくいという点です。腎機能はかなり低下するまで体のサインとして現れにくく、健診の尿検査や血液検査で初めて異常が発覚するケースが多くあります。研究では、腎機能が20%程度まで低下して初めてむくみなどの症状が現れることもあると言われており、症状が出た段階ではすでにかなり進行しているケースも少なくありません。以下のような症状がある場合、腎臓の機能低下が背景にある可能性があります。

  • 顔や足にむくみがある
  • 尿が泡立つ・泡がなかなか消えない
  • 尿の色がコーラのように濃い・赤みがかっている
  • 疲れやすさ・倦怠感が続いている
  • 食欲の低下・吐き気がある

これらの症状は腎臓以外の原因でも起こりますが、放置せず早めに受診することが大切です。

検査について

当院では、腎臓の状態を多角的に評価するために、複数の検査を組み合わせて診断を行っています。
「健診で引っかかったけれど、何の検査が必要かわからない」という方も、まずは受診いただければ、院長が必要な検査を判断します。

尿検査(尿タンパク定量検査)

一般的な健診では「+」「2+」などで表示される「定性検査」が行われますが、当院ではより精密な「定量検査」を実施しています。定量検査では、尿タンパクが実際にどれくらいの量出ているかを数値で確認できるため、定性検査では見落とされてしまう異常を早期に発見できる場合があります。尿潜血の有無も合わせて確認します。

血液検査(クレアチニン・eGFR・シスタチンC)

腎機能の評価には、クレアチニン値とそこから算出されるeGFR(推定糸球体濾過量)が一般的に使われます。ただし、クレアチニンは筋肉量の影響を受けやすいため、体格や筋肉量によっては正確な評価が難しい場合があります。そのため当院では、筋肉量の影響を受けにくい「シスタチンC」も必要に応じて測定します。シスタチンCを併用することで、より正確に腎機能を把握できます。

超音波(エコー)検査

腎臓の大きさ・形・構造などを視覚的に確認できる検査です。腫瘤や嚢胞の有無、腎臓の萎縮など、血液・尿検査だけでは把握しにくい情報を得ることができます。当院では、特定健診の際にも全員にエコー検査を実施し、腎臓の形態チェックを行うことでいち早く腎臓病の発見に努めています。

CT検査

エコー検査で判断が難しい場合や、より詳細な評価が必要な場合には、院内のCT装置を使用して検査を行います。小規模なクリニックでは院内CT対応が難しいケースもありますが、当院では迅速に対応できる体制を整えています。

生活習慣病との関係

生活習慣病との関係

腎臓は全身の血液を1日に約150Lもろ過しています。血糖値や血圧が高い状態が続くと、ろ過を担う糸球体の細い血管に持続的なダメージが蓄積されます。このダメージが積み重なることで、腎機能は少しずつ、しかし確実に低下していきます。怖いのは、この過程がほぼ無症状で進むという点です。生活習慣病を持つ方の中には、自覚症状がないまま腎機能が低下し、気づいた時には慢性腎臓病が相当進行していたというケースが少なくありません。当院では、生活習慣病の治療と並行して腎機能のモニタリングを行い、腎臓へのダメージを早期に察知して対応します。すでに慢性腎臓病と診断されている方には、腎機能の低下速度を抑えるための管理を、栄養・運動・薬物療法を組み合わせて行っています。

佐世保市大塔町で腎臓内科をお探しの方へ

佐世保市大塔町で腎臓内科をお探しの方へ

佐世保市大塔町のみらいの葉クリニックは、腎臓専門医・指導医による腎臓内科診療を行っています。「健診でeGFRや尿タンパクの異常を指摘された」「腎臓病と言われたが、どう管理すればいいかわからない」「生活習慣病があり腎臓が心配」という方も、まずはご来院ください。患者様一人ひとりの状態を丁寧に評価し、長期的に寄り添える体制でサポートします。