血液透析

血液透析

血液透析とは

血液透析とは

血液透析とは、腎臓の代わりに機械を使って血液中の老廃物や余分な水分を取り除き、きれいにした血液を体内に戻す治療です。「HD(Hemodialysis)」とも呼ばれ、腹膜透析と並ぶ腎代替療法のひとつです。治療は週3回・1回4〜5時間が一般的で、クリニックへ通院して医療スタッフのもとで受けます。日本では透析を必要とする患者様の約90〜95%が血液透析を選択しており、透析治療の中心的な方法となっています。治療を行うにあたっては、腕などにシャント(バスキュラーアクセス)と呼ばれる血液を出し入れするための血管を作成する必要があります。シャントは血液透析を続けていく上で大切な「命綱」ともいえる存在です。当院では、シャントの血管が細くなった際に広げる経皮的血管拡張術(PTA)にも院内で対応しており、患者様の負担を軽減できる体制を整えています。

血液透析が必要になる状態

血液透析が必要になる状態

血液透析が必要になるのは、慢性腎臓病(CKD)が進行し、腎臓の機能がほぼ失われた「末期腎不全」の状態になった場合です。腎臓の機能が低下すると、老廃物や余分な水分が体内に蓄積し、以下のような症状が現れます。

  • 全身のむくみ
  • 強い倦怠感・疲れやすさ
  • 食欲の低下・吐き気
  • 息苦しさ・呼吸困難

これらの症状が出た段階では、腎機能がすでにかなり低下しているケースがほとんどです。慢性腎臓病の主な原因は高血圧や糖尿病などの生活習慣病であり、生活習慣病を放置することが透析導入につながるリスクを高めます。当院では、透析が必要な状態になる前の段階から腎臓の状態を定期的にモニタリングし、できる限り透析導入を遅らせるための管理を行っています。

血液透析の
メリット・デメリット

血液透析を選択される際には、メリットとデメリットの両面をご理解いただいたうえで決めることが大切です。
当院では、患者様が納得して治療を続けられるよう、十分な説明を行います。

メリット

血液透析の最大のメリットは、医療スタッフが透析中の全ての管理を行うため、患者様ご自身の操作が不要という点です。透析中に体調変化があっても即座に対応できる環境が整っており、自己管理に不安がある方や、医療スタッフに安心して任せたいという方に向いています。また、腹膜透析と比べて歴史が長く、「透析といえば血液透析」というイメージが強いため、患者様にとってなじみやすい治療であることも特徴のひとつです。

デメリット・注意点

一方で、週3回・1回4〜5時間の通院が必要なため、仕事や日常生活のスケジュールに影響が出やすい点はデメリットといえます。また、透析と透析の間に老廃物や水分が体内に蓄積するため、水分・タンパク質・カリウム・リン・塩分など食事制限が厳しくなりやすい傾向があります。シャント(バスキュラーアクセス)の定期的な管理・チェックも必要です。透析中はベッドや椅子に横になっているため活動が制限される点も、長時間の治療においては負担に感じる方もいらっしゃいます。

当院の透析サポート体制

当院の透析サポート体制

当院では、患者様が透析を続けながらも生活の質を維持できるよう、以下の体制を整えています。月・水・金の午後クールでは夜間透析を実施しており、日中お仕事をされている方でも透析を受けていただくことが可能です。透析を始めたからといって仕事を辞める必要はなく、働きながら治療を続けられる環境をご用意しています。また、旅行透析にも対応しています。当院はハウステンボスから車で約10分、佐世保市街地からも約15分と立地が良く、旅行の際の透析にもご利用いただけます。旅行透析をご希望の場合は事前にお申し付けください。現在、透析ベッドは31床を備え、約80名の患者様が通院されています。

佐世保市南部エリア〜波佐見/東彼杵/西海市で血液透析をお探しの方へ

佐世保市南部エリア〜波佐見/東彼杵/西海市で血液透析をお探しの方へ

みらいの葉クリニックは、地域に根付いた血液透析医療を提供しています。透析専門医・指導医の資格を持つ医師が在籍し、患者様一人ひとりの状態に合わせた安全で質の高い透析治療をご提供します。「透析が必要と言われた」「今の透析施設から転院を検討している」「旅行中に透析を受けたい」という方も、まずは当院へお越しください。透析治療を受けながらも、できる限りこれまでの生活を続けられるよう、当院がしっかりとサポートします。